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兵馬俑と古代中国秦漢文明の遺産 TRRRACOTTA WARRIORS AND QIN AND HAN DYNASTY展へ

今年3月25日(金)から、京都市京セラ美術館で始まった

『兵馬俑と古代中国〜文明の遺産
〜TRRRACOTTA WARRIORS AND QIN AND HAN DYNASTY』展

その後、静岡へ

そして、ここ名古屋で見聞させていただきました。



1974年、西安郊外の臨潼県西揚村の住民6人が

村の南に井戸を掘ろうとして土を掘っていた際に

陶器の人形の破片を見つけます、

その後、発掘は一体一体違う顔をした等身大の人間の像が、

おびただしく埋められていることが分かってきます

発掘調査で今世紀最大の発見と言われる『兵馬俑』の発見です。

なかなか国外に出ることのない希少な機会として

特別な思いで市博物館に足を運びました。

秦・漢両帝国時代を含めた総計36体の兵馬俑をはじめ約200点

一級文物(中国国宝級)から最新の発掘調査による出土品まで、

日本初公開を含む貴重な文物を感じることができました。

秦(しん)の始皇帝(しこうてい)は

約550 年続いた各地が互いに勢力を振るって対立する戦国の世、春秋戦国時代を終わらせ

紀元前221年に史上初めて中国大陸に統一王朝を打ち立てたと言われています。

人や動物をかたどった陶製の人形を「俑(よう)」と呼び、

墓に眠る主の生活のために地下に収められました。

武装した兵士や馬は、戦乱の時代を物語ります。

有名な秦の始皇帝陵の兵馬俑のうち9体が圧倒的なスケールで会場に並びます

体一体等身大で顔が異なり、衣服の細部までリアルに表現した姿はもうのすごい存在感です

将軍俑から日本初公開の1体が本展の隊を率います。

そして興味深かったのが時代によって、兵馬俑の大きさや姿形が異なることでした。

戦国時代では高さ22 ㎝の小さな騎馬俑でしたが、

始皇帝陵で突然等身大となり、

漢では50~70 ㎝程度と、また小さくなります。

きっと何かドラマがあるのでしょう。

この後、11月22日(火)から、来年2023年2月5日(日)まで

上野の森美術館で開催されます

是非!

ただ、日中国交正常化から50年となる2022年の記念行事だということなのですが

どうしてもモヤモヤとした気持ちが・・・・

中国共産党の作意を考えてしまいうのは私だけでしょうか。

https://heibayou2022-23.jp

https://ja.wikipedia.org/wiki/兵馬俑

https://www.arachina.com/xian/attraction/qshbmy.htm

https://ja.wikipedia.org/wiki/中国の歴史年表





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