時代の長者ザ・フォーGAFA(The Four)
ザ・フォー (The Four) とは、Google、Amazon、Facebook、Appleの4社のこと。
一般的にGAFA(元々はフランスで使われ始めた言葉)、
英語園では「ギャング・オブ・フォー」、あるいは
「フォー・ホースメン」(ヨハネの黙示録の四騎士から)などと呼ばれているらしい。
この4社、全て米国の企業であり、仲良くつるんでいるイメージがあったが、
ここへ来て、アップルの上記のVコマーシャルは完全に仲間割れ?
というか、元々仲良くないのかもしれないし、
完全に宣戦布告のV
そう、アップルからFacebookに対しての。
そして、Facebook側もそれに対して前面抗戦の構え、
複数の米大手新聞(New York Times、Wall Street Journal、Washington Post、etc)に
Facebookがアップルを批判する全面広告を掲載した。
焦点となっているのはiOsのプライバシーポリシーの変更であり、
「私たちはどこでも、中小企業のためにアップルに立ち向かっています」と題し、
データ収集とターゲット広告に関する変更が論点だった。
Facebookの主張は、
「トラッキングを無効化されることで、中小企業の売上高は60%減少する」と言う趣旨
アップルの「ATTに反対するのは中小企業ではなくFacebookの利益のため」との主張とは、
真っ向から対立している。
さらにFacebookは自社サイトのブログ記事でも、
アップルは「プライバシーよりも利益のため」であり、
ATT※は中小企業が収益のためにサブスクリプションや
(※ATT:App Tracking Transparency(アプリトラッキング透明性))
その他アプリ内購入に目を向けることを余儀なくすると
強い主張を展開している。
ただ、私見的にはFacebookが武が悪い感じだ。
屁理屈に聞こえる、
要はFacebookが儲からなくなるから
熱くなっているとしか見えない。
Facebookの広告追跡ツールAudience,Networkの有効性を大きく減じるということ。
同ツールはIFDAを用いて広告をより正確にターゲティングし、
その効果の見積もりを立てることを可能にするもの。
しかしiOS 14.5以降、アップルユーザーが明示的に同意しないかぎり
IFDAを取得しての個人識別ができなくなったのである。
アップルはiOSはアプリトラッキング制限、
つまり
「異なるWebサイトやアプリをまたいでユーザーを追跡できるデバイス番号(IFDA)にアクセスするには、ユーザーの明示的な許可を得なければならない」仕組みを
実装したのだ。
逆の言い方をすれば今までは私たちユーザーの知らないうちに情報(クッキーデータ)が
ダダも漏れさせて(というより他へ販売する)利益を得るビジネスモデルだったということだ。
同ツールはIFDAを用いて広告をより正確にターゲティングし、
その効果の見積もりを立てることを可能にするもの。
アップルiOSは、ユーザーが明示的に同意しないかぎり
IFDAを取得しての個人識別ができなくなったということ。
随分前からこの計画をアップルは考えていたようで
大手ゲーム会社や広告主と協議もしっかりとするために時間を使いタイミングを図ってGOしたのが
今だったということだろう。
Google(アンドロイド)も形式はAppleとは異なるが同方向性の流れで準備が進行中らしい。
スマホ中毒患者を自負している我々は大きな転機にいることは間違いない。
つづく
No intention, No design
ZeRo Design
DESIGN de SMILE ! = Connecting beyond the inner.