260年続いた徳川幕府は、
世界に類を見ない唯一の
平和社会を実現していた時代だった
改めて日本とは凄い国なんだと胸を張りたくなる。
そして、さらに
驚くのが、
室町中期の15世紀から
江戸の末期19世紀まで、
約400年にわたり、
常に美・画壇等の中心で活躍し続けた
専門家集団、狩野派がある。
今で例えれば、
総合デザインブティックと呼べる職業絵師集団だろう。
そのスタートは、
室町幕府の御用達絵師となった狩野正信であり、
その嫡男・狩野元信、
元信の孫の狩野永徳が芸術レベルへと開花をさせる、
その子孫たちは、血縁をベースとしながらも
独自の組織体制を確立し、
室町から戦国〜江戸と時代を超え
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、
その後の徳川将軍など、
時代の中心人物たちにひいきにされ続ける。
権力者たちとの強い関係性と
ジャンルを超えた
確かな美と意匠デザインのクオリティとセンス
その両輪を確立していたのである
https://ja.wikipedia.org/wiki/狩野派
https://en.wikipedia.org/wiki/Kanō_school
DESIGN de SMILE ! = Connecting beyond the inner.