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巨匠クリストファー・ノーランを考える1

最新作の公開が遅れて、やっと9月の後半に公開になった

早速体験(IMAXなので)してきた。

全米公開が複数回延期されきた映画だ

武漢熱の影響で他のハリウッド大作も軒並み公開延期が続く中、

クリストファー・ノーランの最新映画『TNENTテネット』は

公開する形に全米を皮切りに世界の公開に踏み切った。

全米は武漢熱の影響が大きく劇場の公開は半年ぶりだったらしい

映画業界への影響は想像を絶するものだろう

あのディズニーは、ランド経営の影響が大きすぎて

2020年夏休みの目玉だった超大作『ムーラン』を

一足早くネット配信で封切った。

ただでさえここ数年

ネット映画チャンネルへの加入者が増える中

劇場にどう呼び戻すかという課題に取り組んでいた矢先である。

多くの小劇場は存続さえ危ぶまれているらしい

前置きな長かった。。。。



『TNENTテネット』

であるが。。。

難解すぎて・・・・(笑)

なので、あと数回見てから。。。(笑)

トホホ・・・・・

ということで、

体験感想は、未来ブログ「巨匠クリストファー・ノーラン2」で。

なので

一つ前の映画『ダンケルク』について

2017年公開のこちらもIMAX

歴史的実話を描いた映画だ

実はこれも難解なのである(笑)

1940年の5月から6月に起きた

フランス・ダンケルクでのダイナモ作戦という出来事を描いた

戦争映画である

そう、ノーランの得意な手法、時間軸を独特に操る

しかも、ダンケルクでは「陸」「海」「空」という三つの横軸で描き、

それぞれの時間軸をずらしていく

これらが難解さをさらに深めている

しかしこれがまた彼の最大の魅力でもあるのだ

デビット・リンチとはまったく別の難解さだ

で、どうかって

素晴らしいのである

個人的に。(笑)

巨匠ノーランの映画の多くが

何度かみているうちに物語がステレオ(あるいは3D、4D)のように立体感が生まれ厚みができ始める

そして、物語の中に入り込んでいき思考が動き出し体験をしはじめるのである

オーバーに聞こえるかもしれないが、

映画は大体2時間〜3時間の中に、何日か、何年かを押し込め、起承転結を作り出し

見る側に理解できる、わかりやすく、楽しめる、エンタメである。

だからお金を払い、見にいくのであり、

「あ〜面白かった」と使い捨てであり、それでいいのであるが、

そのワンパターンとは違う、面白さというモノが存在していて、

それを知ってしまうと、その魅力は、新しい多面的な快楽になるわけで

所詮、この世のエンタメというものは全て嗜好品であり

私たちのデザインという仕事においても究極は

正しいか正しくないかということではなく好きか嫌いかと云えてしまうのです

つづく





https://ja.wikipedia.org/wiki/クリストファー・ノーラン
https://en.wikipedia.org/wiki/Christopher_Nolan

https://ja.wikipedia.org/wiki/ダンケルクの戦い
https://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Dunkirk

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