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人が決めてる流行カラー

新しい季節とともに

街の色合いが大きく変化していきます

草花や木々が発する自然の光が大きいですが、

都心においては

一番大きな要素はファッションでしょう。

その年や季節ごとに

流行と呼ばれる色合いやデザインが

一斉に開花する花のようにあそこにもここにもと広がります

この流行色やデザインは、

もう今ではご存知の方も多いですが

人が作為的に、2〜3年前に決めているのです。

しかも、会議で(笑)。

まず、フランスのパリにある、

インターカラー(International Commission for Color国際流行色委員会)という

国際的な民間の色彩情報団体で決められます。

インターカラーは、加盟各国代表の非営利の色彩情報団体(各国1団体)で構成されていて、

年2回開催される会議(6月に春夏カラー、12月に秋冬カラー)により、

国際間での流行色を選定します(世界で唯一の流行カラー決定機関)

もう少し詳しく言えば、

加盟各国の代表の色彩情報団体があらかじめ選んだ色等を持ち寄り、

ここで加盟国のファッション・化粧品・工業製品など

約2年後(24ヶ月以降〜)に流行らせたい45色を

提案・議論する会議で決定する、

まさに会議室で流行色という呼び名のものが決まるのです。

加盟国は常に変動していて、今年2020年時点での加盟国は

中国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イギリス、ハンガリー、インドネシア、

イタリア、日本、ポルトガル、韓国、スペイン、スイス、タイ、トルコ、アメリカ合衆国、

(オーストリア、コロンビア、チェコ、ルーマニアは現在脱退している)

その決定がそれぞれの加盟国に持ち帰えられ、作成され、

製品として私たちの手元に届くのです。

日本では、

インターカラーの動向を踏まえ、

JAFCAという団体があり、日本国内市場向けのトレンドカラー情報を発表する。

この日本の団体も、またまた、各業界の人を選定集合して会議により、年に2回、

レディスウェア、メンズウェア、プロダクツ&インテリアをはじめ、様々な分野別に選定している。

そうなの〜(え〜〜〜)

なのである。

https://intercolor.nu
https://www.jafca.org
https://ja.wikipedia.org/wiki/インターカラー
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本流行色協会

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