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DENIM デザイン 1 : ダメージデニムという怪物

ご多忙に洩れず、デニム好きである。

どちらかといえば、かなり好きな方だと思う。

そして、色落ちしていたり、

アタリが出ていたり

傷があったり、ほつれていたり、

いわゆるダメージがあったりすると

さらに好きである。

そう、そのダメージがパッチワークされていたりすると

もっともっと好きである。

そう、とても魅力が増すのである。

元々丈夫な生地で、丈夫なズボンにしてあるわけで、

それが、ボロボロになるなどということは

ものすごく長い時間、使われるという行為を経て

変化した結果がダメージと呼ばれる現象だろう。



ということは、なかなかその風合いになる訳でもなく、

所詮、店頭に並ぶ時点から、

それらしく手を施さされた”ダメージ加工”というものが

当たり前になっている今日この頃なのである。

ここで考えてみた。

人はなぜ(自分も含め)、新品ではなく、

既に履き古して、シワが刻まれて破れたようなモノに強い魅力を感じるのだろうか?

自分に深く問いかけてみると

『年月』『経験』『メモリー』『あゆんできた時間』『・・・』・・・・・

そうか、時のメタファーなのか、刻まれて二度と戻らない『時』の魅力なのか、

そうであれば、それは作り出せるモノではなく生まれてしまうモノ、

他には絶対にない、唯一無二の、変えられない、取り戻すことも出来ないものだ

だから魅力を感じてしまうのか。

であれば、”ダメージ加工”という「なんちゃって」ではダメではないか、

自分で時間をかけてエイジングしていかなければ・・・

でも、それでは・・・

今、履きたい気持を満たせれないのである、

ってことはやはり、なんちゃってファッションでもいいか・・・

それもなあ〜

でもデザインとはそのイメージを生み出す役割もあるわけで・・・

う〜〜ん〜〜〜 深い〜〜

そう深さも、つじつまの合わなささも、屁理屈もすべてが

魔物なのである。

トホホ・・・・

10年ほど前に、全米で1879年頃に作られた“世界最古のジーンズ、リーバイス『XXc.1879』が発見され

15万ドル(約1200万円)の価値がついたらしい



節句である。

To Be Continued・・・



https://www.ssense.com/ja-jp/editorial/fashion-ja/worn-this-way-whiskered-jeans-explained?lang=ja

https://forride.jp/motorcycle/trivia2#ダメージ加工は実は日本発祥!





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