少し乱暴だが、庭には大きく3つの流れがあると思う
一つは、集会、交流、作業などを目的とした場所としての庭
一つは、観賞、道道、思索などをするための場所
もう一つは、ある特定の世界観や宗教観を投影して、表現されたものだ
どれにしても自然にできることはなく、
形、石の配置、樹木の選択と組合せ、通路の作り方、
建物の見せかたなどすべて計画し、デザインされている。
つくる目的や方法も、
時代や民族、宗教などによって異なり、
さまざまな様式を生み出してきた。
いずれにしても人が理想とする場(環境)を
映し出そうとしてきた点では共通しているだろう
言い方を変えれば、
人が思い描く「楽園」「浄土」「パラダイス」などの現世的空間が
庭(庭園)なのかもしれない。
『観る』
『歩く』
『楽しむ』
そのために、樹木を植え、花壇を作り、噴水などを加えるなど、
人工的に整備された施設だ。
自然を模して川・池・築山などが作られ、木や草が植えられているものも多くある
特に規模が大きくなった庭園は、作られたときには私的なものがほとんどだが、
時間が経ち、一般市民が楽しめる公的、
公園的なあつかいをされるようにもなっていくものも多い。
有名なものに皇室が所有する御苑がある。
・・・・声が聞こえる
「なぜ人は庭を作るのか?」
やはり、ここにぶつかる
☞人間が心豊かに生きるため?
☞人が良い精神状態で生きるには、自然は不可欠だから?
☞地球環境温暖化、ヒートアイランド現象を少しでも緩和したいから?
☞小鳥のさえずりで目がさめるのは素敵だから?
☞街中であれ、どんなところでも、庭に木を植えれば小鳥はどこからかやってくるから?
☞子供たちが木登りできるから?
☞木陰ができるから?
☞室内の窓から緑を、四季を、自然を感じ、心がホッとするから?
☞住宅地でも「森の中」に暮らしているようだから?
でも、
やはり、ここにぶつかる
「なぜ人は庭を作るのか?」
https://ja.wikipedia.org/wiki/庭園
https://en.wikipedia.org/wiki/Garden
DESIGN de SMILE ! = Connecting beyond the inner.