リチャード・ティーとスティーブ・ガットに会ったことがあります。
もう、LONG LONG TIME A GOです
その日の前後にStuffのコンサートが近くであったのだと思います。
そのころはよく、海外のミュージシャンがその楽器店に遊びにきていました
当時、音楽の幅を広げ、しっかりとテクニックをつけたくて、
プロのベーシストにベースを習い始めた頃です。
フュージョンというカッコイイ言葉を盛んに耳にするようになっていました(そう感じていました)
その世界的先駆者がStuffというアメリカのバンドでした。
確かそれは、午後の2時ぐらいだったかと
なぜその日、その楽器店に足を運んだのかは覚えていませんが
特に用事がなくてもいつも行っていました(笑)
誰もいない中2階のMLコーナーに
何と、チャード・ティーとスティーブガットが!
すごすぎる!
私があっと言わんばかりの態度をとったのでしょう
他には誰もいない(店員さんはいたのでしょうが、いないも同然)
狭い店内だったので、なんとなく気がつかれたのでしょう
なっ・・なんと・・・
リチャート・ティーが「君はベーシストかい?」と口火をきられたのです・・・
彼は鍵盤売り場のシンセかエレピを触っていたかと
その横にスティーブ・ガットが座っていて・・・
嘘のような本当の話です
ボディランゲージで一生懸命思いを伝えました。
そして
もっとすごいことが、起きたのです
なっ・・なっ・・なんと・・・、
私だけのために「And Here You Are」をワンコーラス弾いてくれたのです〜
(だって他に誰もいないもん)
え〜
そして無口で有名と聞いていたガットも笑いながら「今度一緒にセッションしよう」とジョークを(とおっしゃったような・・・)
肩にかけていた、変えたばかりのソフトケースに書いていただいたサインは、今もココにあります
その後、私は大きな挫折を味わい、目指していた世界から逃げてしまいましたが・・・
今は素晴らしい思い出です。
その後、世界トップクラスのミュージシャンとしてリチャード・ティーとスティーブ・ガットの活躍ぶりは皆さんご存知の通りです
そんなすごい人たちと特別な時間を持てたことに感謝しています
その時に感じた彼らのクリエイティブ波動を、今も大切にしています。
デザインの世界でこれからも奏でていきます。
サインのクレジットはstuffがバンドとして活動した最後の年1980.3.8になっています
https://ja.wikipedia.org/wiki/リチャード・ティー
https://en.wikipedia.org/wiki/Richard_Tee
https://ja.wikipedia.org/wiki/スティーヴ・ガッド
https://en.wikipedia.org/wiki/Steve_Gadd
ZeRo Design
DESIGN de SMILE ! = Connecting beyond the inner.