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ポスター

昔、自宅近所のなじみの薬局で、

掲示時期が終わったら今掲示してある化粧品のポスターを

くださいとお願いしたことがあります

その時のキャンペーンガールの笑顔が

超素敵で、欲しくてしょうがなかったのです。

ちょっと恥ずい話ですが、

心の時効でカミングアウトしますf^_^;

ポスター(poster)は、まあ〜使い捨商業デザインの

代表選手のような立ち位置のものですね。

しかし、そのパワーは、このデジタル時代になっても

一向にパワーダウンしないのもすごいことです

今でも、

その対費効果というか、

個人的にも心奪われる表示ポスターは少なくありません・・・

「わがポスター軍は永遠に不滅です〜〜」なんて(^_-)

定義カテゴリーとしてのポスターとは、

屋外・屋内を問わず、壁面や柱などに掲示するために

作られて掲示する宣伝媒体です。

繰り返しますが、使い捨てのコンテンツツールですが、

狙ったわけではないでしょうが、

いわゆる”化ける”モノの一つでもあることも確かでしょう

ロートレックのムーランルージュ・ポスターや

ウォーホルのデパートメント・ポスターなどは

アート物として、

サザビーズのオークション対象にされるまで

特別なモノとして進化していることも事実です

当初、告知のために手書きで作る時代、

同一のものを大量に制作し掲示する時代、

デジタルサイネージで画像や動画を映す時代、

さらに、

新しいアウトプットの仕方や、その掲示方法は

ハードディスペンサーと共に

取っ替え引っ替え、発明されていくのでしょう

ただ、感覚性や視覚性など根本の部分

デザイン力、レイアウト力など、重要な要素が薄れることはありません

大きな効果を発揮する中心が”そこ”だからです。

全てのパワーのご真ん中が『デザイン』なんだと改めて痛感します。

まあ、余談になりますが

私思、ポスターという概念もあってないような物かと。

同目的で同要素なものたちでも、

スマホに送られる画像や、

掲示も兼ねて配布用に制作されるチラシ、

看板(ネオンサイン・壁面絵画を含む)

鉄道車両内に掲示される吊り広告や、

学校・職場の壁新聞たちも、

ポスターとは呼ばない(^_-)のです

https://ja.wikipedia.org/wiki/ポスター
https://en.wikipedia.org/wiki/Poster

DESIGN de SMILE ! = Connecting beyond the inner.