”変化すること”が
”デザインするということ”でしょうか
ということは、
”デザイン”は ”変化”ということでもあるわけで
つねに変わる、つねに変化している、
同じことはなく、同じ場所もありません。
「変化している」そのものがデザインということになります。
では、変化(デザイン)の定義とは?
少し禅問答のような話になりますが、
変化の定義は「易の三義」に例えられます
古代中国の儒教の基本書籍である、
五経の筆頭に挙げられる経典『易』(易経)です、
デザインの定義を探り、紐解いていく上でヒントになっていると思います。
その「易」には一字に、
易簡(簡易)、変易、不易の三つの意味があると解いています、
これを「易の三義」といいますが、
まずは『易簡(簡易)』:
すべてのもの、ことの、あり方はどこまでもシンプルであるということです。
「扱いやすい」「分かりやい」ということが、デザインの重要な要素です。
どこまでもどこまでもシンプルです
細かくしていけば行くほど単純で、2つの対極の組み合わせになります。
次に『変易』です:
すべてがひと時たりとも止まらず、変化するということです。
森羅万象、
あらゆる物事は常に変化創造的に動いていきます。
そして、私たちの日々の生活も人生も、変化の連続です、
日々、生々流転して、常に止まない「時」の中で生きています、
宇宙は刻々と変化して止まリません。
三つ目に『不易』:
変化には必ず一定の不変の法則性があり、
創造変化には必ず一定の理・法則性・根源が存在するということでしょう。
その変化の法則性を私たちが理解さえすれば、天下の事象も分かりやすいものになる
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変化は大きなバイオリズムの周期によって大きなリズムを刻んでいます、
その大きな不変の法則にならったならば、
私たちが遭遇するあらゆる時も理解しやすく、
対応する心の準備もできるかもしれません。
一年は春夏秋冬、
一日は朝昼夜と時がめぐり、
春の次に一足飛びに秋が来たり、
朝が急に夜になることはありません。
そして必ず、春夏秋冬は一年を、朝昼晩は一日を循環して、絶えずめぐっていきます。
昼と夜、夏と冬が交互に入れ替わって、
順序を違えることなく変化しています。
定義とは言い過ぎかもしれませんが
デザインの可能性や役割を理解する深いヒントになります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/易経
https://en.wikipedia.org/wiki/I_Ching
https://ja.wikipedia.org/wiki/デザイン
https://en.wikipedia.org/wiki/Design
DESIGN de SMILE ! = Connecting beyond the inner.